2011年03月09日
宣戦布告っ!
宣戦布告されました!
夫に・・・^^;
私が東京マラソンを走ったことがとてもうらやましかったのか、私のふがいないタイムに「俺の方が出来る」と思われたのか、
「おれもフルマラソン走りたい。ハーフリベンジしたい」
と言われました。
ハーフはよこすかハーフでたたきのめしたつもりだったんだけど(笑)、
「フルもハーフもお前に勝ってたたきのめしてやる!」
と逆に言われました~^^;
私、もともと運動系はあんまりダメな方なんですよね~。
運動も学校の体育ぐらいで、その体育の成績もあまりふるわなかった^^;
(そんな私が30過ぎて走り出したことは自分が1番不思議に思ってる。(笑))
かたや夫は少年野球をやってたり、と小さい頃から運動派。
そんな私に夫が負ける、というのが夫自身認められないのでしょう^^;
最近はもっぱら野球とゴルフ三昧で、私にハーフ負けたことでもうマラソンからは離れていたと思ったのですが、再燃させてしまったようです
私は誰かを意識して走るよりも1人で気楽に走ってる方がいいのですが、夫にそう言われちゃ負けられないな~、と私の負けず嫌いの性格もちらほら^^;
まぁ、どの大会で勝負するかはまだ決まってないのですが、負けないようにこれからは少しスピードも鍛えようと思います
だらだら走ってるだけじゃ速くならない、って何かで見たんですよね~。
やっぱりビルドアップとか、インターバルとかある程度スピード練習も積もうと思います。
1人でどこまで追いつめられるかわからないけど^^;
それにしても、ご夫婦で仲良くランを楽しんでいる方も多いのになんでうちは対決になって「たたきのめしてやる!」って感じになるんでしょうね~^^;
夫に・・・^^;
私が東京マラソンを走ったことがとてもうらやましかったのか、私のふがいないタイムに「俺の方が出来る」と思われたのか、
「おれもフルマラソン走りたい。ハーフリベンジしたい」
と言われました。
ハーフはよこすかハーフでたたきのめしたつもりだったんだけど(笑)、
「フルもハーフもお前に勝ってたたきのめしてやる!」
と逆に言われました~^^;
私、もともと運動系はあんまりダメな方なんですよね~。
運動も学校の体育ぐらいで、その体育の成績もあまりふるわなかった^^;
(そんな私が30過ぎて走り出したことは自分が1番不思議に思ってる。(笑))
かたや夫は少年野球をやってたり、と小さい頃から運動派。
そんな私に夫が負ける、というのが夫自身認められないのでしょう^^;
最近はもっぱら野球とゴルフ三昧で、私にハーフ負けたことでもうマラソンからは離れていたと思ったのですが、再燃させてしまったようです
私は誰かを意識して走るよりも1人で気楽に走ってる方がいいのですが、夫にそう言われちゃ負けられないな~、と私の負けず嫌いの性格もちらほら^^;
まぁ、どの大会で勝負するかはまだ決まってないのですが、負けないようにこれからは少しスピードも鍛えようと思います
だらだら走ってるだけじゃ速くならない、って何かで見たんですよね~。
やっぱりビルドアップとか、インターバルとかある程度スピード練習も積もうと思います。
1人でどこまで追いつめられるかわからないけど^^;
それにしても、ご夫婦で仲良くランを楽しんでいる方も多いのになんでうちは対決になって「たたきのめしてやる!」って感じになるんでしょうね~^^;
ランキング参加中!応援お願いしま~す^^
にほんブログ村
2011年03月05日
東京マラソンレポ4 ゴールのその後
どうしてもゴールした後のことも書きたくって^^;
長い長いレポになりましたが、これが最後だと思います。
ゴールした後、どうしても言いたかったこと!!
「家に帰るまでがフルマラソンっ!!」
ゴールしてから家までが本当に長くつらかった・・・。
特に着替えてから駅に着くまでのあの道!!
なんであんなに迂回させるんですか~~~!!
と声を大にして文句言いたいですっ!!(笑)
長い距離を走ると、なぜか眠くなってしまう私。
今回もゴールした後、襲ってくる眠気と戦いながら着替えました。
ビックサイト内でも寝てる人多数・・・。
あぁ、私もあの中に混ざって寝たい。
でも、一応女子だし、そんなことしちゃダメよ!と言い聞かせて眠い中トボトボ出口に向かう。
ビックサイト内ではスタッフの人の誘導があり、
「まっすぐ進んで下さい~」
と声がかかる。
あれ?エキスポの時出入り口になっていたガラスのドアが閉鎖されてる?
「この先エレベーターを降りて下さい~!」
とのこと。
エレベーターを降りたら、昨日まではエキスポ会場だったのに、今はもうすっからかんで待ち合わせ場所になってました。
あの広かった場所をまたトボトボと歩かされる。
一体どこへ行くんだろう?
「待ち合わせのない方はまっすぐ進んで下さい~」
と案内の人の声。
言われるまま進む。
周りのみんなもみんな変な歩き方でふらふらで、そうだよね~、つらかったよね、と思いながらトボトボ歩く。
裏口からやっと外に出る。
外でも誘導の人がついている。
もう延々と歩かされてる気分。
トボトボ歩かされてもう15分はたってる。
歩くのしんどいな~。でも早く家に帰りたい。
「りんかい線の人は階段を上ってください」
との声。
え?階段?!上るのがしんどくて端っこの手すりにつかまりながら上る。
「りんかい線の人はまっすぐ進んで下さい~」
まっすぐ進んで見えたのは・・・。
ビックサイトの出入り口!!
もっと体力あったら、近くにいた係の人をぶん殴ってるところでした(笑)
散々歩いて、ここかよっ!!って(T_T)
唯一、改善していただきたいところですm(_ _)m
軽く貧血になってしまったので、りんかい線の駅に行く途中にも座って休んだり、電車乗っても1回途中下車して駅のベンチで休んでまた乗ったり。
15時過ぎにゴールしたのに、家に着いたら18時過ぎてました^^;
しかも微熱が出ていて、その後2日間微熱続き&筋肉痛でまともに生活出来ませんでした(笑)
どんだけ弱いんだ、って^^;
実は、家に帰ってからも本当にふてくされてて(笑)夫に
「もうフルマラソンは走らない」
「フルが楽しいなんて、絶対嘘だね!綺麗ごとだよ~」
「私、10kmとハーフだけにする」
とさんざん悪態ついてたのですが・・・。
不思議と次の日の朝起きたら、
「次のフルはどこにしようかな」
なんて考えてました(笑)
東京マラソンのコースマップを何度も見て、何度もニヤけたり。
「5時間切り、絶対リベンジする!」
と強い決意がわき起こっていて、自分が1番ビックリしました^^;
あぁ、これがまさにマラソンにハマるってことなんだな~って実感。
また1から練習し直して、フル走りきれる体つくりして、絶対リベンジします!!
フル・・・、42.195kmを私にはまだ楽しんで走る気力も体力もありません。
だから、フルを楽しく走るなんて今の私には全然考えられないし、フルマラソンを走るってことはとても厳しいものだと思います。
本当にしんどい記憶しかない。
フルの楽しさなんて、全然わからない。
よくフルマラソンを走ると人生観が変わるなんていうけど、正直フル走る前と走った後の私の違いなんて全然見つからない^^;
これが私の正直なフルマラソン。
でも、今よりももっと速くなりたい、と思った。
情けない走り方をした分、今度は歩くことなくしっかり走りきりたい、と思った。
ちゃんと練習積んで走りきったら、5時間も切れそうな気がする。
今度こそ、情けないゴールはしないで、満足したゴールをしたい。
そして、いつか「フル楽しかった~!」と言ってみたい^^
フルの楽しさがわからなかったからこそ、絶対味わってみたい。
フルの楽しさは、やっぱりしっかり練習積んだ人しか味わえないんだな~と実感させられたから。
情けない初フルになってしまったけど、
それでもきっと何かの用事とかで東京マラソンのコースに立ち寄った時、たとえおばあちゃんになっていても、一生私は
「初めてのフルマラソンでここを走ったな~」
と必ず思いだすと思うし、そのことこそが私の宝物なんだと思います。
ブログでも、沿道の方やボランティアの方にも、本当にたくさん応援してもらえたおかげです。
本当に本当にありがとうございました!
長い長いレポになりましたが、これが最後だと思います。
ゴールした後、どうしても言いたかったこと!!
「家に帰るまでがフルマラソンっ!!」
ゴールしてから家までが本当に長くつらかった・・・。
特に着替えてから駅に着くまでのあの道!!
なんであんなに迂回させるんですか~~~!!
と声を大にして文句言いたいですっ!!(笑)
長い距離を走ると、なぜか眠くなってしまう私。
今回もゴールした後、襲ってくる眠気と戦いながら着替えました。
ビックサイト内でも寝てる人多数・・・。
あぁ、私もあの中に混ざって寝たい。
でも、一応女子だし、そんなことしちゃダメよ!と言い聞かせて眠い中トボトボ出口に向かう。
ビックサイト内ではスタッフの人の誘導があり、
「まっすぐ進んで下さい~」
と声がかかる。
あれ?エキスポの時出入り口になっていたガラスのドアが閉鎖されてる?
「この先エレベーターを降りて下さい~!」
とのこと。
エレベーターを降りたら、昨日まではエキスポ会場だったのに、今はもうすっからかんで待ち合わせ場所になってました。
あの広かった場所をまたトボトボと歩かされる。
一体どこへ行くんだろう?
「待ち合わせのない方はまっすぐ進んで下さい~」
と案内の人の声。
言われるまま進む。
周りのみんなもみんな変な歩き方でふらふらで、そうだよね~、つらかったよね、と思いながらトボトボ歩く。
裏口からやっと外に出る。
外でも誘導の人がついている。
もう延々と歩かされてる気分。
トボトボ歩かされてもう15分はたってる。
歩くのしんどいな~。でも早く家に帰りたい。
「りんかい線の人は階段を上ってください」
との声。
え?階段?!上るのがしんどくて端っこの手すりにつかまりながら上る。
「りんかい線の人はまっすぐ進んで下さい~」
まっすぐ進んで見えたのは・・・。
ビックサイトの出入り口!!
もっと体力あったら、近くにいた係の人をぶん殴ってるところでした(笑)
散々歩いて、ここかよっ!!って(T_T)
唯一、改善していただきたいところですm(_ _)m
軽く貧血になってしまったので、りんかい線の駅に行く途中にも座って休んだり、電車乗っても1回途中下車して駅のベンチで休んでまた乗ったり。
15時過ぎにゴールしたのに、家に着いたら18時過ぎてました^^;
しかも微熱が出ていて、その後2日間微熱続き&筋肉痛でまともに生活出来ませんでした(笑)
どんだけ弱いんだ、って^^;
実は、家に帰ってからも本当にふてくされてて(笑)夫に
「もうフルマラソンは走らない」
「フルが楽しいなんて、絶対嘘だね!綺麗ごとだよ~」
「私、10kmとハーフだけにする」
とさんざん悪態ついてたのですが・・・。
不思議と次の日の朝起きたら、
「次のフルはどこにしようかな」
なんて考えてました(笑)
東京マラソンのコースマップを何度も見て、何度もニヤけたり。
「5時間切り、絶対リベンジする!」
と強い決意がわき起こっていて、自分が1番ビックリしました^^;
あぁ、これがまさにマラソンにハマるってことなんだな~って実感。
また1から練習し直して、フル走りきれる体つくりして、絶対リベンジします!!
フル・・・、42.195kmを私にはまだ楽しんで走る気力も体力もありません。
だから、フルを楽しく走るなんて今の私には全然考えられないし、フルマラソンを走るってことはとても厳しいものだと思います。
本当にしんどい記憶しかない。
フルの楽しさなんて、全然わからない。
よくフルマラソンを走ると人生観が変わるなんていうけど、正直フル走る前と走った後の私の違いなんて全然見つからない^^;
これが私の正直なフルマラソン。
でも、今よりももっと速くなりたい、と思った。
情けない走り方をした分、今度は歩くことなくしっかり走りきりたい、と思った。
ちゃんと練習積んで走りきったら、5時間も切れそうな気がする。
今度こそ、情けないゴールはしないで、満足したゴールをしたい。
そして、いつか「フル楽しかった~!」と言ってみたい^^
フルの楽しさがわからなかったからこそ、絶対味わってみたい。
フルの楽しさは、やっぱりしっかり練習積んだ人しか味わえないんだな~と実感させられたから。
情けない初フルになってしまったけど、
それでもきっと何かの用事とかで東京マラソンのコースに立ち寄った時、たとえおばあちゃんになっていても、一生私は
「初めてのフルマラソンでここを走ったな~」
と必ず思いだすと思うし、そのことこそが私の宝物なんだと思います。
ブログでも、沿道の方やボランティアの方にも、本当にたくさん応援してもらえたおかげです。
本当に本当にありがとうございました!
ランキング参加中!応援お願いしま~す^^
にほんブログ村
2011年03月04日
東京マラソン レポ3 ゴールまで
また引き続き、東京マラソンのレポです。
お付き合い下さい
▼30km~35km
30km地点の標識の向こう側に「救護所」という看板が見えて、駆け込みたくなりました。
でも、子供たちにメダルを持って帰ってみせてあげたい。
前日のお風呂上り、長女に
「まま、がんばって」と左腕に書いてもらったのを、袖をまくりあげて見ました。
うん、頑張らなきゃ。
30kmの給水所では、前のテーブルの給水は終わってしまって、奥しか残ってなかったです。
「奥にあります~」
と声を出すボランティアの方々。
その給水が終わってしまった前のテーブルのボランティアの方々が1列に並んで、ランナーを応援してくれます。
1列・・・。10人以上いたと思います。
みんなとハイタッチしながら、
「頑張って下さい!」
「あと少し!」
とみんな笑顔で声をかけていただき・・・。
中には、私が差し出したよわよわしいハイタッチをしっかりにぎってくれる方もいました。
思わず、サングラスの奥で涙ぐんでしまいました。
うん、頑張らなきゃ。ゴールまで。
30km過ぎの補給食。
そういえば、朝5時半過ぎにお持ち2つ食べてからろくなもの食べてないな~。
食欲なんてないけど、何か食べておかないとやばいかも、と思って、アンパンを1個取って歩きながら食べました。
あのアンパン、おいしかったな~。
アンパンを食べていると、沿道から
「まだまだ6時間切れるよー!」
という掛け声が。
え?まだ6時間切れる?!5時間台でゴールできる?!
あの掛け声はすっごく励まされたなぁ。
5時間以内のゴールが無理で、ほとんど捨て身になってたけどまだまだ5時間台でゴール出来る!
5時間台でのゴールを目指して頑張ろう!
と自分を奮い立たせることが出来ました。
だけど・・・。
走りだそうにも体が動かない。
肩も、背中も、足も、全部から悲鳴が聞こえてきてる。
体から、
「フル走る体じゃないんだよ。もう無理だって。全然走ってなかったじゃん。あれだけの練習じゃフルなんて無理なんだよ。」
って言ってる声が。
端っこに寄ってストレッチしたり、沿道の方からエアスプレー借りたり。
いろいろしてもどうにもならない。
あ~あ、なんで私フルマラソンなんてエントリーしちゃったんだろう?
こんなにつらくて、しんどくて、私何やってるんだろう?
ちょうど反対側には収容バスが見えるようになって、乗っている人を見ては
「あの人たちもう走らなくていいんだ。うらやましい」って思いながら見てた。
そんな時に
「なんでエントリーしたの?」
って書いたボードを持ってる人がいて、
「ホント、何でエントリーしちゃったんだろう・・・」って思ってしまい。
私、もう2度とフルマラソンなんか走らない。
そう思ってる自分がいました。
もう、とにかくひねくれてた(笑)
35km地点 4時間32分32秒(30~35km 48分41秒)
▼35~40km
35kmの看板が見えてきたら、「あと7kmで終わるんだ!」と思い、
「もう早く走るのをやめたい!早くゴールしたい!!」
ともう走れないと思っていたのに、再び走り出せました。
皮肉ですよね~。
やめたい気持ちが、また走る原動力になるなんて。(笑)
みかんを配ってる沿道の方がいて、慌てて戻ってもらいました。
痛い、重い、つらい。
でも、走って早くゴールしたい。
そんな時目に入ってきた
「足が痛いのは気のせいです」(確かこんな感じ)って書かれたボード。
「え?これ気のせい??」
と思わず笑ってしまう。
あぁ、私まだ笑える。
ふと周りを見渡すと、歩いてる人の方が多くて。
みんなしんどいんだ、私だけじゃないんだ。
でも、みんなゴールを目指して頑張ってるんだ、と思う。
だんだんひねくれてた気持ちがすーっと消えていくのがわかりました。
ボランティアの人たちや、沿道の人たちとハイタッチしながらまたパワーもらう。
「頑張って」「あともう少し!」
みんながそう声をかけてくれる。
なぜか佃大橋も走りきってしまう。(笑)
佃大橋では、佃大橋を囲む高層マンションから応援があって、
「みなさん~!上からも応援してくれてますよ~!」
とボランティアの人が声をかけてくれて、みんなで手を振り返しました。
10分台に入ったラップを7分台前半まで戻すことが出来ました。
うん、ゴールまでたどり着ける!
だけど・・・。
坂を下りてからゴールまでが長い・・・。
また再び歩いたり、走ったりの繰り返しに。
「腕振って~!」
と沿道から声がかかるものの、もう肩が重くて重くて、腕さえもふれない。
嫌になっちゃうな~。こんなボロボロで。
そしたら、チェリーさんやかおちんさんが目に入ってきた!
「sayaちゃーん!!」
と声をかけてもらって、元気が出ました^^
チェリーさんが写真を撮ってくれて、後で見てみてビックリ!
私、笑ってる!!
もう本当にしんどかったから、ひどい顔だっただろうな~って思ってたから。
沿道から
「う○こ~!」
「う○こ頑張れ~!!」
って声援がすごくて、まるで自分が「う○こ」と呼ばれてるようでちょっとイラっとする(笑)
後ろを振り返ると頭に「う○こ」をつけた人が走ってました(笑)
いや、別にいいんだけどね^^;
また再び歩いたり走ったりを繰り返して。
今度は、目にコリラックマが入って。
あ!★ponkoさんだっ!!
「頑張って~!」
と応援してもらっておせんべいをもらいました^^
この時のおせんべいがすっごくおいしくて・・・。
しょっぱいもの食べたかったからだにしみ込んでいくようでした。
40km地点 5時間18分15秒(35~40km 45分43秒)
もうこの頃には時計なんて全然見なくてタイムなんかどうでもよくなってました。
ただ、ただゴール地点につきたいだけだったな。
▼40km~ゴール
「あと2km」の標識が見えてきたときに、隣で走ってた人が
「あと2km・・・」
とボソっとつぶやいた。
あぁ、みんな、みんなつらいんんだよね、でも頑張ってるんだよね、と思う。
2kmぐらい、走りきってゴールしたい。
だけど、もう体が動かない。
「あと1km」
あぁ、あと1kmで終わるんだな~と思う。
情けなかったな。たくさん歩いちゃったな。
5時間切りなんて、全然無理だったな。
フル走れる足じゃなかったな。
そんなことばかりを考えてしまう。
最後ぐらい走りきろう。
最後のカーブを曲がって、再び走り出す。
でも、全然走れない^^;
腕も足も動かしてるんだけど、全然走れない。
でも、周りのみんながそんな感じだった。
ゴール手前で、DJみたいな人が
「東京マラソン楽しかったですか~?」
と私たちに声をかけてきた。
楽しかった・・・け。
とにかくつらかった。情けなかったよ。
そんな風に心の中で返す。
そしてゴール。
ネット 5時間40分1秒
あれだけ目指してたけど、ゴールってあっけないな~。
というのが正直な気持ちだった。
体の中のガソリンも空っぽだったけど心も空っぽだった。
とにかく1番に夫の携帯に電話した。
「ゴールしたよ。」
って。
そしたら、子供たちが2人とも、
「ママ頑張ったね!!」
と言ってくれて、そこで初めて
「私ゴールしたんだ。頑張ったんだ!」
とやっと実感出来て、柵につかまりながら人目もはばからず泣いちゃった。
タオルかけてもらって、メダルもかけてもらって、ボランティアの人たちがみんな笑顔で「お疲れ様でした!」
と言ってくれて、すごくうれしかった^^
でも、歩くこともしんどくて、途中で何回も座っては立ち、を繰り返した。
最後、バナナとみかんとソイジョイをもらったので、座ってもぐもぐ1人で食べた。
食べながら、
「フルマラソンって、甘くないな」
ってすごく思った。
「歩かない」って思ってたのに、たくさん歩いちゃったから全然満足感はなくて、ただただ自分が情けなかったな。
お付き合い下さい
▼30km~35km
30km地点の標識の向こう側に「救護所」という看板が見えて、駆け込みたくなりました。
でも、子供たちにメダルを持って帰ってみせてあげたい。
前日のお風呂上り、長女に
「まま、がんばって」と左腕に書いてもらったのを、袖をまくりあげて見ました。
うん、頑張らなきゃ。
30kmの給水所では、前のテーブルの給水は終わってしまって、奥しか残ってなかったです。
「奥にあります~」
と声を出すボランティアの方々。
その給水が終わってしまった前のテーブルのボランティアの方々が1列に並んで、ランナーを応援してくれます。
1列・・・。10人以上いたと思います。
みんなとハイタッチしながら、
「頑張って下さい!」
「あと少し!」
とみんな笑顔で声をかけていただき・・・。
中には、私が差し出したよわよわしいハイタッチをしっかりにぎってくれる方もいました。
思わず、サングラスの奥で涙ぐんでしまいました。
うん、頑張らなきゃ。ゴールまで。
30km過ぎの補給食。
そういえば、朝5時半過ぎにお持ち2つ食べてからろくなもの食べてないな~。
食欲なんてないけど、何か食べておかないとやばいかも、と思って、アンパンを1個取って歩きながら食べました。
あのアンパン、おいしかったな~。
アンパンを食べていると、沿道から
「まだまだ6時間切れるよー!」
という掛け声が。
え?まだ6時間切れる?!5時間台でゴールできる?!
あの掛け声はすっごく励まされたなぁ。
5時間以内のゴールが無理で、ほとんど捨て身になってたけどまだまだ5時間台でゴール出来る!
5時間台でのゴールを目指して頑張ろう!
と自分を奮い立たせることが出来ました。
だけど・・・。
走りだそうにも体が動かない。
肩も、背中も、足も、全部から悲鳴が聞こえてきてる。
体から、
「フル走る体じゃないんだよ。もう無理だって。全然走ってなかったじゃん。あれだけの練習じゃフルなんて無理なんだよ。」
って言ってる声が。
端っこに寄ってストレッチしたり、沿道の方からエアスプレー借りたり。
いろいろしてもどうにもならない。
あ~あ、なんで私フルマラソンなんてエントリーしちゃったんだろう?
こんなにつらくて、しんどくて、私何やってるんだろう?
ちょうど反対側には収容バスが見えるようになって、乗っている人を見ては
「あの人たちもう走らなくていいんだ。うらやましい」って思いながら見てた。
そんな時に
「なんでエントリーしたの?」
って書いたボードを持ってる人がいて、
「ホント、何でエントリーしちゃったんだろう・・・」って思ってしまい。
私、もう2度とフルマラソンなんか走らない。
そう思ってる自分がいました。
もう、とにかくひねくれてた(笑)
35km地点 4時間32分32秒(30~35km 48分41秒)
▼35~40km
35kmの看板が見えてきたら、「あと7kmで終わるんだ!」と思い、
「もう早く走るのをやめたい!早くゴールしたい!!」
ともう走れないと思っていたのに、再び走り出せました。
皮肉ですよね~。
やめたい気持ちが、また走る原動力になるなんて。(笑)
みかんを配ってる沿道の方がいて、慌てて戻ってもらいました。
痛い、重い、つらい。
でも、走って早くゴールしたい。
そんな時目に入ってきた
「足が痛いのは気のせいです」(確かこんな感じ)って書かれたボード。
「え?これ気のせい??」
と思わず笑ってしまう。
あぁ、私まだ笑える。
ふと周りを見渡すと、歩いてる人の方が多くて。
みんなしんどいんだ、私だけじゃないんだ。
でも、みんなゴールを目指して頑張ってるんだ、と思う。
だんだんひねくれてた気持ちがすーっと消えていくのがわかりました。
ボランティアの人たちや、沿道の人たちとハイタッチしながらまたパワーもらう。
「頑張って」「あともう少し!」
みんながそう声をかけてくれる。
なぜか佃大橋も走りきってしまう。(笑)
佃大橋では、佃大橋を囲む高層マンションから応援があって、
「みなさん~!上からも応援してくれてますよ~!」
とボランティアの人が声をかけてくれて、みんなで手を振り返しました。
10分台に入ったラップを7分台前半まで戻すことが出来ました。
うん、ゴールまでたどり着ける!
だけど・・・。
坂を下りてからゴールまでが長い・・・。
また再び歩いたり、走ったりの繰り返しに。
「腕振って~!」
と沿道から声がかかるものの、もう肩が重くて重くて、腕さえもふれない。
嫌になっちゃうな~。こんなボロボロで。
そしたら、チェリーさんやかおちんさんが目に入ってきた!
「sayaちゃーん!!」
と声をかけてもらって、元気が出ました^^
チェリーさんが写真を撮ってくれて、後で見てみてビックリ!
私、笑ってる!!
もう本当にしんどかったから、ひどい顔だっただろうな~って思ってたから。
沿道から
「う○こ~!」
「う○こ頑張れ~!!」
って声援がすごくて、まるで自分が「う○こ」と呼ばれてるようでちょっとイラっとする(笑)
後ろを振り返ると頭に「う○こ」をつけた人が走ってました(笑)
いや、別にいいんだけどね^^;
また再び歩いたり走ったりを繰り返して。
今度は、目にコリラックマが入って。
あ!★ponkoさんだっ!!
「頑張って~!」
と応援してもらっておせんべいをもらいました^^
この時のおせんべいがすっごくおいしくて・・・。
しょっぱいもの食べたかったからだにしみ込んでいくようでした。
40km地点 5時間18分15秒(35~40km 45分43秒)
もうこの頃には時計なんて全然見なくてタイムなんかどうでもよくなってました。
ただ、ただゴール地点につきたいだけだったな。
▼40km~ゴール
「あと2km」の標識が見えてきたときに、隣で走ってた人が
「あと2km・・・」
とボソっとつぶやいた。
あぁ、みんな、みんなつらいんんだよね、でも頑張ってるんだよね、と思う。
2kmぐらい、走りきってゴールしたい。
だけど、もう体が動かない。
「あと1km」
あぁ、あと1kmで終わるんだな~と思う。
情けなかったな。たくさん歩いちゃったな。
5時間切りなんて、全然無理だったな。
フル走れる足じゃなかったな。
そんなことばかりを考えてしまう。
最後ぐらい走りきろう。
最後のカーブを曲がって、再び走り出す。
でも、全然走れない^^;
腕も足も動かしてるんだけど、全然走れない。
でも、周りのみんながそんな感じだった。
ゴール手前で、DJみたいな人が
「東京マラソン楽しかったですか~?」
と私たちに声をかけてきた。
楽しかった・・・け。
とにかくつらかった。情けなかったよ。
そんな風に心の中で返す。
そしてゴール。
ネット 5時間40分1秒
あれだけ目指してたけど、ゴールってあっけないな~。
というのが正直な気持ちだった。
体の中のガソリンも空っぽだったけど心も空っぽだった。
とにかく1番に夫の携帯に電話した。
「ゴールしたよ。」
って。
そしたら、子供たちが2人とも、
「ママ頑張ったね!!」
と言ってくれて、そこで初めて
「私ゴールしたんだ。頑張ったんだ!」
とやっと実感出来て、柵につかまりながら人目もはばからず泣いちゃった。
タオルかけてもらって、メダルもかけてもらって、ボランティアの人たちがみんな笑顔で「お疲れ様でした!」
と言ってくれて、すごくうれしかった^^
でも、歩くこともしんどくて、途中で何回も座っては立ち、を繰り返した。
最後、バナナとみかんとソイジョイをもらったので、座ってもぐもぐ1人で食べた。
食べながら、
「フルマラソンって、甘くないな」
ってすごく思った。
「歩かない」って思ってたのに、たくさん歩いちゃったから全然満足感はなくて、ただただ自分が情けなかったな。
ランキング参加中!応援お願いしま~す^^
にほんブログ村